お店を元気にする

店舗関係概念図

店舗の顧客増の模式図

 

店舗の経営を蛇口とタンクになぞらえ、顧客を水に例えると、新規の顧客の流入と、顧客の退出は図のように模式的に表されます。蛇口の水は新規顧客、穴から流れる水は退出顧客、たまった水は常連顧客です。新規の顧客を増やしても、退出する顧客が多くなると、常連顧客の数を示す水位は下がってきます。流入する水(新規顧客)を増やし、流れ出る水(退出顧客)を減らし、そのたまった水位(常連顧客の数)を上げるための活動を行う必要があるわけです。

売上高向上カーブ

 

図は新規に出店して、時間の経過とともに店舗の売上がどのように推移するかを模式的に示したものです。店舗を開店してからの売上高の推移はこのようなカーブを描くことが多いです。新規に店舗を出すと、まず新しい店舗ができたということで認知が進み、通常、売上は上がっていきます。しかしながらお試しの顧客が一巡してしまうと、コアな顧客のウェイトが高まってくるとともに徐々に売上は落ちてきます。そのまま手をこまぬくと、低い売上レベルで店舗経営を強いられることになります(Aのカーブ)。そのため、店舗としては新たな施策(第1回施策)を打ち出して店舗を活性化する必要があります。それを二度(第2回施策)、三度と繰り返すことにより、コアな常連客を増加させていくとともに、売上が底上げされ、店舗経営が安定してくるという経路をたどることができます。

店舗活性化の概念図

飲食店の収支構造(例)