図は新規に出店して、時間の経過とともに店舗の売上がどのように推移するかを模式的に示したものです。店舗を開店してからの売上高の推移はこのようなカーブを描くことが多いです。新規に店舗を出すと、まず新しい店舗ができたということで認知が進み、通常、売上は上がっていきます。しかしながらお試しの顧客が一巡してしまうと、コアな顧客のウェイトが高まってくるとともに徐々に売上は落ちてきます。そのまま手をこまぬくと、低い売上レベルで店舗経営を強いられることになります(Aのカーブ)。そのため、店舗としては新たな施策(第1回施策)を打ち出して店舗を活性化する必要があります。それを二度(第2回施策)、三度と繰り返すことにより、コアな常連客を増加させていくとともに、売上が底上げされ、店舗経営が安定してくるという経路をたどることができます。